住めば都
今朝は本当に冷え込みました。
いよいよ
「信州の冬」という感じですね。
正直なところ、寒いのはあまり得意ではないのですが
信州の晴れた冬の朝特有の、青い空、白い山、そして
透き通った空気感は好きです。
といっても、実は、私はもともとは
長野県の人間ではありません。
大学卒業後に就職した企業の配属という事情で
縁もゆかりもない長野県にやってきました。
それ以来約20年間、長野県に住んでいます。
そして、これまでの43年の人生で
一番長く住んでいる県になりました。
「住めば都(みやこ)」などと言うとおり
家族を持ち、住まいを構え、子育てを
長野県で行なっていますので、当然のことですが
今では一番しっくりくる場所です。
盆・正月には両親の住む千葉の実家に帰省しますが
自分が育った家なのに、いまひとつ落ち着かないのは
不思議に感じます。
また、学生時代には刺激的で楽しく感じた東京も、
たまに出張や会合などで出掛けて行っても
人や物の多さになんだかとても疲れてしまいます。
何が大事か?という自分の「価値観」は
年齢や環境そして自分がその時に関わる人々と共に
変化していくということなのですね。
先のことを考えるのも、
未来に想いを馳せるのももちろん大事
過去を振り返ることも、
歴史の重さに感謝するのももちろん大事
そのうえで、やっぱり一番大事なのは
「今をしっかり生きる」こと
「ここでしっかり生きる」こと
なんですね。
土地さがしから家づくりを始める皆様へ
何かお役に立てればと思い、書き始めた
ブログのつもりだったのですが、
なんだか結局、自分自身に向かって
語ってしまいました。。。